当SWGでは、IPv6のマルチキャスト通信の基礎技術である「MLDv2(Multicast Listener Discovery Version 2)」を実装した機器同士の相互接続性を確保するための活動を行います。
インターネットを利用したIPTVサービスや同報配信サービスは、今後の成長が見込まれるサービス分野です。
これらのサービスは、ユニキャスト通信よりもマルチキャスト通信を使用することで、発信元サーバの負荷およびネットワークの負荷を減少することができます。
「MLDv2」は、IPv6マルチキャスト通信の基礎技術の1つで、通信帯域の効率的な利用の要求に相まって広く活用されるべきですので、機器の開発と品質確保を支援する取り組みが必要と考えます。
機器同士の相互接続性を確保する手段として、機器を検証する検査仕様や検査ツールを開発します。
また、それらが広く活用されるように、国際的な機器検査基準となることを目指します。
この活動において、下記の団体にご協力いただきました。
- IPv6 Forum
- TAHI Project(日本)
- UNH-IOL(アメリカ)
この活動の一部は、独立行政法人 情報通信研究機構にご支援いただきました。